副住職からのお便り

こんにちは!気忙しい季節が近づいてまいりましたが、お元気でしょうか。

今回は副住職からのお便りです。副住職は、日本学術振興会から助成いただき、シルクロードの仏教資料調査のために、今、パリにいます。詳しい話は15日の正覚寺さろんで聞かせてもらいましょう!(当日のお茶菓子も買ってきてもらうよう頼みましたよ)

ー副住職からのお便りー

こんにちは。パリは、お天気には恵まれていませんが、クリスマスの華やかなイルミネーションに彩られています。今回の目的は、エッフェル塔に近いギメ美術館とフランス国立図書館で調査をすることです。 ギメ美術館に展示されるアジア美術は、創設者エミール・ギメが収集したもので、世界で随一のものです。実はこの美術館、浄土真宗の私たちにとって縁の深い美術館なのです。 1891年2月21日、ここでヨーロッパ初の報恩講がおつとめされました。その反響は大きく、翌日の新聞で紹介されたほどです。館内には当時の部屋が保管されていて、阿弥陀三尊像をはじめとする日本の仏像が展示されています。詳しくは次号「正覚寺だより」をお楽しみに!

ギメ美術館での報恩講の様子
ギメ美術館