心ゆたかに人生を生き抜くために

江戸時代の正覚寺には、寺子屋がおかれていました。
まだ学校がない時代に、子供たちに読み書きそろばんを教え、知識を教えていたのです。
また、道徳も仏さまのみ教えを通して伝えていました。
それは、彼らが大人になった時の、地域社会を支えるものであったでしょう。
お寺を中心とした地域のつながりが存在していた時代です。

葬儀や年忌法要の法事、月参り、初産式などのお祝い事も、お寺の重要な役目でした。み教えを中心に、過去、現在、未来のつながりが存在し、それが、人びとの人生を生き抜く力となっていました。

現代になり、核家族化が進み、地縁、血縁が薄れ、家を継いでいく意識も薄れてきました。それと同時に、人びととお寺との関わりも少なくなりました。気楽になった反面、辛い時、悲しい時、逃げ場となる場所や人やみ教えが身近になくなったようにも感じます。

社会の形態はすっかり変化しましたが、人びとの悩みや苦しみは、2500年前のお釈迦さまの時代と変わっていません。生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦…。そんな苦悩の人生を生き抜くためのみ教えを、お釈迦さま、親鸞聖人がのこしてくださいました。

正覚寺は現代社会に応じた新しい方法で、歴史ある尊いみ教えを多くの人に伝えていきます。新しい寺子屋として、人びとに力をぬくもりを与え、みんなが心ゆたかでいられるように。

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ギャラリー

現在の本堂は平成元年の再建で、
それ以前の本堂は寛政12年(1800)の建立でした。
1992年当時の御門主である即如上人が御巡教くださいました。
本堂の天井絵は色とりどりの花が描かれ、極楽浄土が思われます。
副住職が育てている蓮は毎年綺麗に咲きます。
門の外からでも見ることができます。