こんにちは。
暑さが残ったまま10月です。
正覚寺だよりを発刊しました。ご縁のある方にはお渡ししました。
また、ホームページでも公開しました。
今回は、地獄がたくさん出てきますね。
古代インドの思想では…
私たちの住む世界は、地獄や天人が住む世界とひとつのまとまりになって、宇宙に浮かんでいます。
それ以外にも動物、餓鬼(がき)、阿修羅(あしゅら)の世界があって、
自分が、過去にどの世界にいたのか、未来にどの世界に生まれ変わるか分かりません。
可能性が高いのは、このままいけば地獄まっしぐら!?
だって、私は地獄に落ちる条件をいくつも満たしてしまっています!
生き物を殺したことがあれば等活(とうかつ)地獄。
ウソをついたら大叫喚(きょうかん)地獄。
救われる方法は「仏になること」
自力で仏になる能力は、残念ながら私には無し。
そんな私を、仏と仕上げてくださるのが阿弥陀さま。
人間の世界にいる時だけ、そんな仏教の教えに出遇(であ)わせていただけます。
それは
役に立たないおとぎ話ではなく
願いを叶える魔法でもなく
そのままの私を包み込み
絶望だらけの、目の前の現実世界が「美しい」と見える心に育てます。
10月は報恩講です
一緒にご法話を聞きませんか。
